《生産者について》
パッツ&ホールは1988年に4人の人物が共同で設立したワイナリー。自社畑は持たず、ソノマコーストを中心に優良な畑から原料を調達することで、土地の個性を表現した高品質なワインをつくってきました。
その一人であるジェームズ・ホール氏が醸造責任者を務めます。
シャルドネ、ピノ・ノワールとともに「ソノマコースト」のクラスからかなり高品質なワインをつくります。凝縮感、バランス、口当たりのなめらかさ素晴らしく、多くの人が考える「ソノマコーストのワイン」のイメージに近いものではないでしょうか。
《このワインについて》
ナパとソノマカウンティにまたがって広がるカーネロス地区。そのナパ・ヴァレー側にハイド・ヴィンヤードはあります。ここはパッツ&ホールが1990年からワインをつくり続けている畑で、カレラに由来するピノ・ノワールのクローンです。
クランベリーやカシスだけでなく、非常に複雑な花やスパイスの香りを持ちます。リッチで厚みのある口当たりではあるものの、決してベタっとはしておらず、上品な酸味が余韻を引き締めます。海に近いカーネロスの涼しい気候ゆえです。
Patz & Hall Hyde Vineyard Pinot Noir