《生産者について》
幼稚園から同じだという3人の幼馴染、クリストファー、マックス、マイルス。彼らの家族が所有するソノマコーストの畑からプレミアムワインを生み出すべく、トーマス・リヴァース・ブラウンと提携してスタートしたのが「センシーズ」のプロジェクトです。
トーマスが所有するワイナリー「リヴァース・マリー」にもブドウを提供してきたこともあり、醸造を依頼したようです。トーマスといえば今や45社ものワイナリーで醸造家やコンサルタントを務める、カリフォルニアきっての重要人物。「触ったものを黄金に変えるナパのトップ・ガン」とワインスペクテーター誌に称されるほどです。
【パーカーポイント94点】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年12月のレビュー]
2021年のピノ・ノワール・カンズラー・ヴィンヤードは、センシズによるこの単一畑の初リリースである。約3分の1の新樽で10ヶ月間熟成させたこのワインは、ブラックベリーとチェリーの深い核を持つノーズを持ち、シャルキュトリー、ウッドスモーク、トースト、花のトーンのニュアンスがゆっくりと現れる。ミディアムボディの味わいは力強くもチャーミングで、非常に凝縮した果実味、ふくよかなタンニン、長くジューシーなフィニッシュを持つ。グラスの中で時間を置くと本当に開いてくるので、デキャンタに1-2時間入れておくといいだろう。380ケース生産。
[Erin Brooksによる試飲 飲み頃予想2025-2035年]
Senses Pinot Noir Kanzler Vineyard Russian River Valley