《生産者について》
過去26度にも渡りアドヴォケイト100点満点を獲得した「究極のカルト・ワイン」それがシネ・クア・ノンです。シネ・クア・ノンとはラテン語で「不可欠なもの」という意味ですが、オーナー兼ワインメーカーのマンフレッド・クランクル氏曰く「真の美しさとは個々の主観を超越して心を開くと感じられる」という、哲学的な意味を見出しています。
《このワインについて》
毎年ラベルと名前が変わるのが特徴のワインでしたが、考えた名前が既に商標登録されていたりと、思ったように付け辛くなってきた為、今回からワイン名は、上級ラインであるこの銘柄は「Eleven Confessions」(畑名)で統一されます。しかし、ラベルの変更は継続され、「唯一無二」を体現する究極の1本として君臨しています。当店では、このワインが入荷するたびに数分で完売してしまう、超入手困難な1本です。この機会をぜひお見逃しなく!
【パーカーポイント97点!】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年7月のレビュー]
2019年のグルナッシュ・イレブン・コンフェッションズ・ヴィンヤードは、グルナッシュ89.4%、シラー5.5%、プティット・シラー4.1%、ゲルバー・ムスカテラー(別名ミュスカ・ブラン・ア・プティ・グラン)1%で構成されている。35%全房で造られ、50%フレンチオークの新樽とデミ・ミュードで約39ヶ月熟成され、2022年1月に瓶詰めされた。深いルビー紫色で、開くのにかなり時間がかかり、初日はほとんど蟠りがあり内気である。チェリーパイとワイルドベリーのジャムの香りに、生肉、ペッパーコーン、ベルガモット、野草の香りが重なる。フルボディの味わいは継ぎ目がなく、非常にパウダリーなテクスチャーで、ジューシーな酸味がバランスよくはじけ、きれいなスパイスと花のトーンを際立たせ、長い余韻に広がる。たっぷりとセラーで熟成させる価値があり、長生きするだろう。922ケースとマグナム240本生産。
[Erin Brooksによる試飲 飲み頃予想2025-2040年]
Eleven Confessions Grenache Sine Qua Non