《生産者について》
カレラの創業者は、このワインの名前にもなっているジョシュ・ジェンセン氏。DRCのワインに感銘を受けてその門を叩きワインづくりを学びました。故郷に戻った後「ロマネ・コンティのようなワインをつくれる土地」を探し歩き、当時はワイン産地でなかったマウント・ハーランを開拓しました。カリフォルニア産ピノ・ノワールの生産者として非常に早い段階から日本に紹介されており、知名度抜群のワイナリーです。現在はジョシュ・ジェンセン氏の引退に伴い、ダックホーングループの傘下に入りました。しかし、醸造チームなどもそのまま受け入れたため、その味わいはしっかりと継承されています。
【パーカーポイント93点!】
[ワインアドヴォケイト誌 2010年8月のレビュー]
2007年のピノ・ノワール・ライアン・ヴィンヤードは、敷地内で最も冷涼な場所のひとつから造られており、サッサフラス、根菜類、プラム、赤スグリ、ラズベリーの圧倒的なノートが感じられる。スパイシーで土っぽく、秋のような草の香りがする。フレンチオーク(30%新樽)で17ヶ月熟成させたこのワインは、ピノ・ノワールのスパイシーさ、茎のような土っぽさを好む人のためのワインである。とはいえ、この複雑で特異なキュヴェにはまだ果実味が十分にある。
[Robert M. Parker, Jr.による試飲]
Calera Mount Harlan Ryan Pinot Noir