《生産者について》
ドイツきっての銘醸地ラインガウにて、辛口ワインをつくることに命を懸けるゲオルク・ブロイヤー。
訳あってVDP(ドイツ・プレディカーツワイン生産者協会)を脱退してしまったため、そこが定める特級畑にあたるGG(グローセス・ゲヴェックス)を名乗ることはできませんが、その品質はまぎれもなく特級クラスです。
ワインづくりにおいてはアルコール度数にはかなり気を使っており、多くが12%以下。繊細で素晴らしく引き締まった味わい。口当たりにアルコールの重さはないのに、時に「フルボディ」と表したくなるような風味のち密さと存在感があります。
辛口リースリングの生産者としてはドイツトップクラス、トップといっていいほどの評価を受けており、アメリカ市場で特に人気。その人気は過熱しており、それに伴ってかなりのペースで毎年価格が上昇しています。
《このワインについて》
ロルヒ村のファッフェンヴィースの畑は、ブロイヤーが2019年に購入したもの。本拠地リューデスハイム村よりも下流で、ミッテルラインの対岸にあります。畑は南西向きの斜面で、午前中は涼しく午後は暖かい日差しを浴びてブドウがよく熟します。
この2021年ヴィンテージが日本初入荷。ブロイヤーのグラン・クリュクラスに新たに加わりました。鮮烈な酸味とミネラル感のあるリースリングで、ブロイヤーらしいスマートな力強さを持ちます。
ワインのバリエーションを増やしてますます多くの人を魅了するブロイヤー醸造所から目が離せません!
Georg Breuer Lorch Pfaffenwies Riesling