《生産者について》
オリヴィエ・ルフレーヴは、ブルゴーニュでトップの白ワイン生産者である「ルフレーヴ」から独立した生産者。ルフレーヴの名声を高めた故ヴァンサン氏にとって甥。そのあとを十二分に引き継いだ故アンヌ・ルフレーヴ氏にとって従兄にあたるのがオリヴィエ氏であり、12年間ともに働いていました。
17haの自社畑と契約農家から購入したブドウからワインをつくります。
《テイスティングノート》
ドゥ・リヴ=二つの川という名の通り、スラン川の両岸のエリアで栽培されたブドウをブレンドして造られています。2020年は全体としては温暖なヴィンテージながら、8月~9月に少量の雨が降り、熟した果実感とフレッシュな酸味を持ったヴィンテージとなりました。
レモンやリンゴのフレッシュなフルーツのアロマ。透明感のある酸味とシャープなミネラル感。非常に洗練された味わいです。
凶作の続いたシャブリは2年ほど前から急激な値上がりが続いています。特に村名格の値上がり率が高く、3000円前後だった銘柄が5000円近くになることも。
シャブリの生産者として人気とはいえないながら、そこそこの知名度を持つオリヴィエ・ルフレーヴ。それが3000円台にとどまっているのは値ごろ感があります。
Chablis les DEUX Rives Olivier Leflaive