《生産者について》
この品種の聖地ともいえるミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ地区。そこで特に歴史が長いのが、このシャトー・カスミシェールです。1740年にブルゴーニュの修道士によって、ミュスカデが初めて植樹された歴史が残っているそうです。伝統にのっとったこの地の教科書的なワインをつくります。
《このワインについて》
カスミシェールの城が建てられたのが1601年だそうで、その年にちなんだ名前がつけられたワイン。この生産者の最高級ワインです。
「シュール・リー」という澱とともに熟成させる製法により、コクのある味わいに仕上げられることがよくあるのがミュスカデの特徴。このワインはシュール・リーをしたうえでさらに樽熟成させるのが特徴です。
《テイスティングノート》
蜜のつまったりんご、洋梨の果実香にセージやスペアミントなどハーブのニュアンスと樽由来のバニラの香り。パイナップルを思わせるふくよかな果実味とクリーミーな口当たり、ボリューム感のある味わいです。心地よい余韻が長く続きます。
Muscadet Sevre et Maine Cuvee 1601 Chateau Cassemichere