《生産者について》
過去26度にも渡りアドヴォケイト100点満点を獲得した「究極のカルト・ワイン」それがシネ・クア・ノンです。シネ・クア・ノンとはラテン語で「不可欠なもの」という意味ですが、オーナー兼ワインメーカーのマンフレッド・クランクル氏曰く「真の美しさとは個々の主観を超越して心を開くと感じられる」という、哲学的な意味を見出しています。
《このワインについて》
毎年ラベルと名前が変わるのが特徴のワインでしたが、考えた名前が既に商標登録されていたりと、思ったように付け辛くなってきた為、今回からワイン名は、スタンダードラインであるこの銘柄は「Distenta」(ラテン語で「UNLABELED(ラベル無し)」)で統一されます。しかし、ラベルの変更は継続され、「唯一無二」を体現する究極の1本として君臨しています。
【パーカーポイント99点!】
[ワインアドヴォケイト誌2023年3月のレビュー]
すべて自社畑のブドウから造られている: The Third Twin(43%)、Eleven Confessions(32%)、Cumulus(21%)、Molly Aida(3%)だ。16%の全房で発酵させ、66%の新樽フレンチオークで約23ヶ月間熟成された。Manfred Kranklは、「私は、シラーには全房をあまり使わない方が好きだ」と説明する。「よりハーバルな印象になる。しかし、この2020年はより肉付きがよく、クセがないので、よりよく表現できている。」不透明なルビー色で、デキャンタで時間を過ごすと大きく開き、カシス、クレーム・ド・ヴィオレット、コーヒー、溶かしたチョコレートが広がる。濃縮された黒鉛の風味は、ビロードのように滑らかで継ぎ目のない骨格に支えられており、柔らかい酸が長い余韻で花の香りを際立たせている。まだ非常に堅く閉じているが、その強烈で潜在的なフレーバーは、瓶の中でほぐれるにつれて、このワインがもっと多くのものを与えることを示唆している。1,999ケースと600本のマグナムは2023年春にリリースされる予定だ。
[Erin Brooksによる試飲 飲み頃予想2025-2045年]
Distenta 2 Syrah Sine Qua Non