《生産者について》
カリストガの東部にあるアイズリー・ヴィンヤードの地に最初にブドウが植えられたのは1880年代。その後1964年にミルト&バーバラ・アイズリー夫妻によってカベルネ・ソーヴィニヨンが植えられます。1971年以降、ナパ・ヴァレーでも特に凝縮した風味を持つ長熟なワインがつくられてきました。1975年から1991年まで、ジョセフ・フェルプスがこの畑から伝説的なカベルネをつくります。その後アローホ夫妻がこの畑を購入したことで「アローホ・エステート」というワイナリー名でリリースされるようになります。
その後2013年には「シャトー・ラトゥール」「クロ・ド・タール」などのオーナーフランソワ・ピノーが買収。2016年よりワイナリーの名前も「アイズリー・ヴィンヤード」としました。
【パーカーポイント100点】
[ワインアドヴォケイト誌 2017年11月のレビュー]
2015年のカベルネ・ソーヴィニヨンは、レッドチェリー、ブラックチェリー、ブラックカラント、マルベリー、美しいバラとラベンダーの香りに加え、サンダルウッドとシナモンスティックのヒントで門から突進してくるような色合いだ。フルボディで濃縮された、まさに爆発的な口当たりで、豪華で豊満な果実味をまとい、複雑で重層的な超大作になることを予感させるものだ。素晴らしい、継ぎ目のない余韻さと、とても繊細で粒状のタンニン、そして果実とミネラルのニュアンスが並外れて持続する。すごい。
[Lisa Perrotti-Brownによる試飲 飲み頃予想2019-2049年]
Eisele Vineyard Cabernet Sauvignon Napa Valley