《生産者について》
ヴァンサン・ジラルダンが有名になる過程では、「濃厚ではちきれんばかりの果実味がある」スタイルがロバート・パーカーを中心に高く評価されてきました。
しかし2002年にドメーヌに加入した醸造家のエリック・ジェルマンは、このスタイルを変更する必要があると考えていたそうです。そして2012年、ヴァンサンが健康を理由にドメーヌを引退。新たなオーナーのもとエリックをトップとした新体制に移行し、「ピュアでエレガント」なスタイルへと変貌しています。
【パーカーポイント93点】
[ワインアドヴォケイト 2022年1月の試飲]
ジラルダンの2019年コルトン・シャルルマーニュ・グラン・クリュの「通常」ボトリングは非常に優れており、洋ナシ、柑橘類の皮、桃のアロマが広がり、焼きたてのパンとアニスのヒントによって補完されている。フルボディで深みがあり、テクスチャーも豊かで継ぎ目がなく、明るい酸と塩味のあるフィニッシュが特徴だ。
[William Kelley氏による評価 飲み頃予想2023-2045年]
Corton Charlemagne Grand Cru Vincent Girardin