《生産者について》
もはや改めて語る必要もないような、ブルゴーニュ白ワインのトップドメーヌ。
シュヴァリエ・モンラッシェをフラッグシップに、ビオディナミによる栽培で素晴らしいワインをつくり続けています。その名声を高めることとなったアンヌ・クロード・ルフレーヴ氏が2015年に他界したあとも、その勢いは陰りを見せません。
《コート・ド・ボーヌの2020年ヴィンテージ》
ブルゴーニュワインの高騰は数年前から叫ばれていますが、2019年から2020年は一気にジャンプアップしました。でもこれは終わりではなく、2021年ヴィンテージは更に爆上がりすることは明白です。
いくつも原因がありますが、その一つは2021年に起きた大霜害。フランスほぼ全土を襲った霜により、平年から約4割の減収になったと言われます。特にコート・ド・ボーヌの白ワインは被害甚大でした。日本に入荷するワインが来年はもっと減ることは明確。それもあって2020年の生産量は平年並みだったはずなのに、日本への割り当て数は既に激減。当店への入荷数もごくわずかとなりました。
2020年ですら尋常な値段ではありませんが、2021年はもっと手に入りにくくなります。豊作だった2022年を待つか、2020年を買っておくか。この選択だと言えるでしょう。
Chevalier Montrachet Grand Cru Domaine Leflaive