マット・クレイマーは既に亡くなったワインの名評論家でありコラムニスト。ワインスペクテーターにも寄稿しており、日本語訳された著書がいくつも販売されています。
そんな彼がダニエル・リオンのつくるクロ・ド・ヴージョをかつて「見事!」と絶賛しました。
《生産者について》
ダニエル・リオンは1955年設立の、ニュイ・サン・ジョルジュ村に本拠地を置くドメーヌ。ヴォーヌ・ロマネやシャンボール・ミュジニー村に良い畑を所有しています。
彼のワインの特徴は、豊富な果実味と非常に柔らかいタンニンによって、表情豊かで社交的なワインであること。比較的若いうちから楽しめるといわれています。 そのスタイルからレストランからの人気が高い生産者で、フードペアリングで幅広く活躍してくれます。
《このワインについて》
グラン・エシェゾーのすぐ下に位置するル・プティ・モーペルテュイから造られています。
黒系果実やエスプレッソ、甘いスパイスの香り。深みのある果実にしっかりとした骨格を備えた厳粛な味わいです。
Clos de Vougeot Grand Cru Daniel Rion