《生産者について》
シャトー・モンテュスはアラン・ブリュモン傘下の生産者。もともとこのシャトーに親しんでいたアランが1980年に買い取りました。「南西地方のペトリュス」と称する評論家もいるほど、この地を代表する生産者です。

《このワインについて》
この地の主力黒ブドウはタナ。非常にタンニンの多いブドウで、若いうちは渋味が強く近寄りがたい品種ですが、それが熟成することでビロードのような舌触りを持つ素晴らしいワインとなります。
飲めば明らかに熟成向けのワインだとわかるのに、飲み頃まで熟成したものを口にする機会はほとんどありません。マディランのワイン自体がそう高価ではないので、「まだ若すぎるから、何本も買って20年熟成させてみよう」など個人ではなかなかできないからです。やるならもっと高級なワインでと。

熟成ボルドーがお好きな方はかなり高い確率で気に入ります。たまには南西地方のワインも試してみては？

Chateau Montus