《生産者について》
カレラの創業者は、このワインの名前にもなっているジョシュ・ジェンセン氏。DRCのワインに感銘を受けてその門を叩きワインづくりを学びました。故郷に戻った後「ロマネ・コンティのようなワインをつくれる土地」を探し歩き、当時はワイン産地でなかったマウント・ハーランを開拓しました。カリフォルニア産ピノ・ノワールの生産者として非常に早い段階から日本に紹介されており、知名度抜群のワイナリーです。現在はジョシュ・ジェンセン氏の引退に伴い、ダックホーングループの傘下に入りました。しかし、醸造チームなどもそのまま受け入れたため、その味わいはしっかりと継承されています。
[ワインアドヴォケイト誌208号 2013年8月のレビュー]
2010年のピノ・ノワール・ジェンセン・ヴィンヤードは、リッチで骨格がありながら、セクシーで官能的で、下草、ブラックチェリー、フランボワーズ、砕いた花、トースト、スパイスの複雑な香りを鼻と口の両方で感じることができる。カリフォルニアのピノ・ノワールの中で最も印象的なワインの一つであり、3-4年の瓶内熟成を経て、その後10年以上かけて飲むべきワインである。
[Jeb Dunnuckによる試飲 飲み頃予想2016 - 2026年]
Calera Mount Harlan Jensen Pinot Noir