《生産者について》
シャトー・モンテュスはアラン・ブリュモン傘下の生産者。もともとこのシャトーに親しんでいたアランが1980年に買い取りました。
この地の主力黒ブドウはタナ。非常にタンニンの多いブドウで、若いうちは渋味が強く近寄りがたい品種ですが、それが熟成することでビロードのような舌触りを持つ素晴らしいワインとなります。「南西地方のペトリュス」と称する評論家もいます。
[ワインアドヴォケイト誌106号 1996年8月のレビュー]
実際ほとんどの読者は、このワインを個人消費用に購入するのではなく、1995年に生まれた子供のために購入することを勧められるだろう。ブドウの名前の通り、タンニンの多いワインだ。バランスの良い果実味がなく、厳しい渋みを感じるワインだ。色は不透明な黒。カシス、ブラックプラム、そして繊細な新樽のノートの壮大で甘くピュアな香りを持つワインだ。非常に深くフルボディで、凝縮したジャムのような果実の層、手ごわいタンニンレベル、そしてモンスター級のフィニッシュを持つこのワインは、疑いなく偉大な1995年のひとつである(そして私はボルドーのトップピックをすべて含めているのだが)。このワインが、北にあるモンテュスのもっと有名な兄弟たちによって造られたどのワインよりも長持ちしても驚かないでほしい。このキュヴェ・プレステージは15年から20年の熟成が必要である。
[Robert M. Parker, Jr.による試飲 飲み頃予想2016年以降]
Chateau Montus Cuvee Prestige