《生産者について》
このワインを手掛けるのはシニョレッロ・エステート。ナパ・ヴァレーに本拠地を置き、2012年ヴィンテージではパーカーポイント98点を獲得した凄腕ワイナリーのひとつです。当初はブドウ栽培家としてスタートし、1980年代半ばからワイン醸造を開始しました。今では100エーカーの自社畑に、カベルネ・ソーヴィニヨンをはじめとして、シャルドネやカベルネ・フラン、シラー、セミヨンなどを栽培しています。
《このワインについて》
シニョレロ・エステートにはトップキュベのパドロネと、購入するブドウからつくるエッジの間に結構な価格差がありました。その間を埋めるべく2019年VTからリリースされたのが、この「S」です。ブドウはセントヘレナ、ラザフォード、ハウエルマウンテンで栽培されたものを購入しています。
《テイスティングノート》
ナパ・ヴァレーの少し暖かい場所のテロワールが表現されたワイン。ブラックベリーや杉、タバコのような香ばしいアロマ。凝縮感のある果実味としなやかなタンニンが特徴で、余韻もしっかり続きます。
Signorello Estate S Cabernet Sauvignon Napa Valley