［ワインアドヴォケイト誌 2020年8月のレビュー］
経営者のブルーノ・ボリー氏は、この年は遅めのヴィンテージであると述べている。9月30日に収穫を開始し、10月11日に終了した。この年の正確なブドウの比率はわからないが、おそらくカベルネ・ソーヴィニヨン70％、メルロー30％だろうとのことだった。1985年のデュクリュ・ボーカイユは淡いレンガ色から中くらいの茶色で、ゆっくりと開いていき、クリスマスプディング、ドライクランベリー、ブーケガルニ、鋳鉄鍋、埃っぽい土、木煙のニュアンスが感じられる。ミディアムボディで、しっかりとした噛み応えのあるバックボーンと、ドライハーブと煮詰めた紅茶の核を持ったフレッシュさがあり、少し素朴なフィニッシュがある。
［Lisa Perrotti-Brownによる試飲 飲み頃予想2020-2025年］

Chateau Ducru Beaucaillou