《生産者について》
オー・ボン・クリマ(ABC)はカリフォルニアのブルゴーニュ品種の名手として、非常に知名度の高い生産者。割と昔から日本に輸入されてきたため、覚えやすいその三角形のエチケットと合わせて、広く親しまれています。当店でも、カリフォルニアワインの売れ筋の一つです。
2021年、創業者のジム・クレンデネン氏がお亡くなりになりました。ワイナリーは今後も現在のチームで続いていくとのことですが、「ジムが手掛けたワインが飲みたい!」という方は確保に動いておいた方がいいでしょう。
《このワインについて》
“La Bauge Au-desus”の翻訳は “階上の狂宴”。最初は、ビエン・ナシードの丘の中腹のブドウが使われていました。ル・ボン・クリマのピノ・ノワールの品質が確かなことは最初の3年ではっきりと分かり、そのため、毎年両方のヴィンヤード のより良いロットがブレンドされ、さらなる“階上の狂宴”が作られています。
《2009年のテイスティングノート》
ゆっくりとした熟成によってブドウの可能性を最大に引き出し、“土地の魅力”が感じられるようになります。このワインはサンタマリア・ヴァレーのピノ・ノワールそのものです。バランスの取れたワインでオークと果実のバランス、タンニンと酸味のバランス、気品高さと激しさのバランス、全てが素晴らしい。この美味しいピノ・ノワールは、食べ物と競い合うことなく、食べ物を褒め称えることにより最高に素晴らしい食事の時間を過ごせてくれます。
※テイスティングノートはリリース時のものです。
Au Bon Climat Pinot Noir La Bauge Au Dessus