[ワインアドヴォケイト誌 2021年6月]
黄金色の2019年グラッハー・ヒンメルライヒ・アウスレーゼ **(ゴールデンカプセル)は、鮮やかな透明感がありながら、純粋で新鮮な細かくレーズンやハーブ(ローズマリー)、わずかに蜂蜜を思わせる香りには、複雑で野心的な印象を与える濃厚さと凝縮感がある。濃厚でジューシー、生き生きとした純粋さと素晴らしいフィネスを持つこのワインは、凝縮感があり、生き生きとした新鮮さと引き締まった構造を持つアウスレーゼで、驚くほど消化の良いフィニッシュを持っている。このアウスレーゼにみずみずしいテクスチャーを与えているのは、何パーセントかのボトリティス菌かもしれないが、それ以外は非常にクリアで活力に満ちている。できることなら、最低でも7年、最高で40年は保存したい。注意してほしいのは、このワインには深刻な酸味があるということだ。2021年5月、AP 39 20より試飲。
[Stephan Reinhardtによる試飲 飲み頃予想2030-2070年]
Graacher Himmelreich Auslese Goldene Kapsel