《生産者について》
ブラウネベルガーの村を愛し、そこのワインのみでドイツトップクラスの評価を得るフリッツ・ハーク。
ドイツで最も権威あるワイン誌であるコーミヨ誌の生産者評価では、エゴン・ミュラーやJ.J.プリュムと並ぶ5つ房の評価。モーゼル地方では5つ房は5軒しかありません。
他の生産者に比べると、ハークのワインは非常にリーズナブル。同じクラスで比べると1/3~1/2ほどです。
それは作り手のオリヴァー・ハークの考え方ゆえ。ブラウネベルク村とその畑を愛す彼は、世界中を飛び回ってプロモーションに精を出し、ブランド価値を高めて高価に販売することに興味がないのです。
《このワインについて》
モーゼル川の中流域にブラウネベルク村はあります。その川の左岸、真南を向いてユッファー(乙女)の畑が広がります。
最大斜度70度の急斜面が、緯度の高いドイツの日照を効率よく集めます。
非常にエレガントで柑橘の皮を思わせる生き生きとした酸があり、フルーティでややモダンスタイルのリースリングです。
滑らかな口当たりと同時に、旨味からくる力強さも感じられ、バランスが高い次元で整っています。
残糖度:7.9g/L 酸度:7.3g/L (2018年ヴィンテージ)
Brauneberger Juffer Grosses Gewachs Fritz Haag