産地 | アメリカ > カリフォルニア |
生産者 | アリージア(リース・ヴィンヤード) |
品種 | ピノ・ノワール 100% |
英字 | Alesia Pinot Noir Anderson Valley by Rhys Vineyards |
土壌 | アンダーソン・ヴァレーにある自社畑・ベアワロー・ヴィンヤード。2008年取得時には8年樹が5ha育っていたが、さらに7.5haに新しくピノ・ノワール &シャルドネを植樹、合計12.5ha、標高100m-200m、南東向き斜面。 土壌はベアワロー・ウォルフェインと呼ばれる粘土と赤土、河の堆積物が混じった土壌。アンダーソン・ヴァレーが太平洋にそそぐ一番北の左岸の斜面にあり、毎日霧が流れ込み非常に冷涼な気候であるが、日照量も十分。ゆっくりと完熟した果実は秀逸な酸を保持する。 |
醸造 | 畑の区画毎に醗酵できるように1トン容量のステンレス・オープントップ醗酵槽を使用(全房醗酵約25%、天然酵母のみ)。小さいのでフォークリフトで持ち上げることが出来、樽詰めや移動がポンプを使わずに出来る。4年天然乾燥(普通は3年以下)の仏産樽を使い熟成期間は約1年半。リースのシングル・ヴィンヤードのセレクションをした後、アリージアをセレクト。ノン・フィルター、人工的な清澄なく瓶詰。 |
おすすめ 料理 | 牛すき焼き、ローストチキン、サバの味噌煮、ブリの照り焼き |
飲み頃温度 | 13~15℃ |
おすすめ グラス | ブルゴーニュグラス |
内容量 | 750ml |
JANコード | 0400000005690 |
輸入元 | 中川ワイン |
2001年に構想開始。ベンチャー・キャピタルで成功を収めたオーナーのケヴィン・ハーヴェイ氏はブルゴーニュ、イタリアワインのコレクター。彼が自身で造るワインの理想としたものは、全ての管理が出来る自社畑であることにこだわり、涼しい風が吹く南東向き斜面、表土は薄く粘土が混ざり、その下の土壌や母岩は海洋性堆積・隆起土壌、標高は300m以上の高地が好ましく、密植で樹に多くのストレスを与え、ビオディナミ農法、ドライ・ファーミング、等々と非常にシリアスで厳しいまでに高品質の葡萄を求めた。サンフランシスコの南・サンタ・クルーズ・マウンテンズ地区に6つの自社畑と、ソノマの北・メンドシーノ郡のアンダーソン・ヴァレーの最北、河口近くもっとも冷たい海の影響を受ける地区にも自社畑を所有。オーナーのケヴィン、ワイン・メーカーのジェフ、ワイン・グローワー&CFOのハビエールの3名が中心となり、栽培、醸造の少数精鋭チームでトータル的に高品質のワイン造りを目指した。このこだわりのワインはアメリカ国内ではほぼメーリング・リストで完売。レストラン、ネット、小売りへの数は非常に少ない為、コレクターズ・ワインとなり、世界的評価も非常に高くなっている。
知る人ぞ知るカリフォルニア・世界基準(ブルゴーニュ・スタイル)・プレミアム・シャルドネ&ピノ・ノワールの新星。
「見つけたら迷わず手に入れてほしい」 と アントニオ・ガローニ(ワイン評論家)に言わしめたリース・ヴィンヤーズが造るAVA(ヴィラージュ=地区名)ワインの新ブランドが「アリージア」です。
2016年VTGより、シングル・ヴィンヤードとしてセレクトしたキュベは「リース」としてリリースし、セカンド・セレクションは「アリージア」ブランド名でAVA(ヴィラージュ=地区)を名乗る。
エレガントな酸と共に、しっかりと凝縮した黒系ベリーのニュアンスと涼しい気候から来るハーブ(タイム、ローズマリー、ラベンダー、ユーカリ等)が薫り高く、プラム、カシスの果実味がジューシーで、なめらかなタンニンと混ざり合う。凝縮感がありミドル~フル・ボディの味わい。