《「白はシャルドネ」はもう飽きた!》
それなりのステータスを持つ方が集まる食事会やワイン会。レストランでするにせよ自宅でするにせよワイン選びは重要です。
「失敗したくない」と考えると、つい白ワインはシャルドネに偏りがち。変化を求めてさっぱり系にするならリースリング。そしてどっしりしっかり系にするなら、ローヌ・ブランが思い浮かぶでしょう。シャルドネでは表現できないボリューム感があります。
ギガル、シャプティエ、ボーカステル・・・・こういった有名すぎる生産者を除くと、評価が高くあまり知られていないワインって、ローヌにはそう多くないのでは?
そんな場合に、「ライジングスターだ」と目されるグザヴィエ・ジェラールのワインは、「初めて飲む実力派のつくり手」として喜んでもらえることでしょう。
《生産者について》
今、北ローヌで最も手に入れにくいワインをつくるといわれているのが、このグザヴィエ ジェラール。1984年生まれとまだ若く、初ヴィンテージも2006年ながら、「傑出したワインをつくっている(ワインアドヴォケイト誌)」「現在30代の彼は、素晴らしい区画からいくつも偉大なワインを生産している(デキャンター誌)」と絶賛を浴びています。
テロワールとヴィンテージを反映したワインづくりを意図しており、ブドウの植え付けからボトリングに至るまで注意深く見守り、あらゆるリスクを予見することを大切にしています。栽培はリュット・リゾネ(減農薬)で行います。
《このワインについて》
コンドリューの丘にある単一区画。南から南東向きの斜面、0.98ha。樹齢33年。
ドゥミ・ミュイ(585L)で発酵、新樽比率15%の大樽で12か月熟成。
《輸入元によるテイスティングノート》
フレッシュな桃やアンズ、ハチミツ、砂糖漬けの生姜などが香り高く漂い、チョーク質のミネラル感をしっかり感じます。活気のあるクリアなスタイルで、余韻はフローラルなニュアンスが広がります。
Condrieu Cote Chatillon Xavier Gerard