《1本1000円のワインで比較して》
客単価4000-5000円くらいのカジュアルなレストランに入り、ボトルワインを注文したとします。1本2500-3500円で販売されているものは、だいたいこのクラスです。これくらいの価格帯のレストラン、繁華街には非常に多いですよね。
なので一般消費者だけでなく飲食店さんからの要望も多い「フランス」「有名品種」「1000円くらい」のワイン。ある程度の規模の輸入元になると、だいたいなにかしら用意しています。
各社の試飲会で飲み比べたうえで、「他よりはちょっとだけバランス感がいいかな」と感じて仕入れたのが、レア・ヴィンヤーズです。
《生産者について》
1999年設立のLGI社。輸出に特化したフランスワインの生産者として、ラングドック地方のカルカッソンヌに設立されました。マーケティングにも力をいれて専門チームを擁する生産者であり、多くの消費者に求められる味/価格のワインを生産しています。その狙いの結果でしょう。「レア・ヴィンヤーズ」シリーズは、過去にリアルワインガイド誌の「旨安大賞」「旨安賞」や、サクラアワードを何度も受賞しています。
《このワインについて》
洋ナシやバニラのピュアなフルーツ感。樽熟成はしていませんが、発酵中にオークの板を入れており、わずかに複雑な風味を感じます。驚くような美味しさはありませんが、食事のお供として相性の悪いものがあまりない味わいです。
Rare Vineyards Chardonnay