《生産者について》
ペルナンヴェルジュレス村からほど近い、エシュブロンヌ村が本拠。カシスやフランボワーズのリキュール作りから始まり、本格的にドメーヌとしてスタートしたのは1989年。現在は、ボーヌ、サヴィニ・レ・ボーヌ、ジュヴレ・シャンベルタン、シャンボールなどに合計16ha所有。ワインで最も重要な要素はハーモニー(調和)と考えており、バランスが良く、柔らかなワインを作っています。
《このワインについて》
サヴィニ・レ・ボーヌは大きく分けて2つのテロワールがあるといわれています。一つはペルナン側のエレガンススタイル。もう一つはボーヌ側の力強いスタイル。このワインはペルナン側のテロワールを見事に表現していると言えます。ペルナン側の3.75haの区画の樹齢20年のブドウを100%除梗し、ステンレスタンクで発酵させ、オーク樽で14カ月熟成させています。
《テイスティングノート》
サヴィニ・レ・ボーヌの北部、石灰が多いペルナン側のテロワールと作り手のスタイルが調和したエレガントなワインです。新樽比率が低いので、果実味ときれいな酸が印象に残る、柔らかでバランスの良い味わいです。
Domaine Lucien Jacob Savigny Les Beaune