《ワイナリーについて》
ワイナリーと自社畑はカリストガの町を越えたナパ・ヴァレーのほぼ最北に位置します。ワインメーカーのクリスティーンはフランス・ボルドー出身、ソーヴィニヨン・ブランの名手シャトー・カルボーニュやラ・ルヴィエールで修行してきた腕前の持ち主。自慢の自社畑は樫の木に囲まれ、西側のマヤカマス山に沈む西日が直接ブドウに当たらないよう陰となっています。現オーナーが2005年にソーヴィニヨン・ブランの古樹が灌漑なしに植えられたこの畑を入手して以来、ワールド・クラスのソーヴィニヨン・ブランを造ろうと古樹を大切に管理し、少しずつ畑を改植しています。コクレルは苗字にちなんでおり、ラベルには発音が似ている「雄鶏」を採用しています。
《このワインについて》
バトナージュ(澱を混ぜ旨味を加える)は頻繁に行ない、旨味としなやかな口あたりを加味しています。ボルドーのペサック・レオニャンの白ワイン・スタイルに仕上がっています。ハーブのアロマが心地よく、バニラのニュアンスが軽く感じられます。ジュージーでしっかりとした味わい、酸とのバランスが良く取れていて、5-8年の瓶熟も期待できます。
TERROIR COQUEREL Sauvignon Blanc