《生産者について》
サンディは2010 年、当時マイケル・ミーナ・レストラン・グループのワイン・ディレクターだったラジャ・パーと、醸造家のサシ・ムーアマンによって設立されました。
土地を尊重するワイン造りを信条としており、なるべく何も加えないスタイルでワインをつくります。
ワイナリー名の「サンディ」はラジャの故郷であるインドのサンスクリット語で連音や協力を意味する言葉で、まさに彼らのワインを体現する名前と言えるでしょう。
《挑戦と改善の成果》
サンディは4、5年前にも扱っていた生産者ですが、一時期ラインナップから外していました。
果実の凝縮感と樽香で自己主張の強いシャルドネが多いカリフォルニア。その中で樽香を抑えたスタイリッシュな味わいに好感を持ったからです。
しかしその後、当店の視点では「迷走している」期間がありました。手を加えないようにつくる手法でワインをコントロールできなかったのか、欠陥となる臭いを感じるヴィンテージがいくつか続いたのです。
しかし先日の試飲会で飲んでビックリ!極めて健全で安心して勧められるワインになっていました。もとに戻ったわけではありません。より無駄なものをそぎ落としたような、凛とした雰囲気を持つワインへと昇華しています。
Sandhi Chardonnay Central Coast