《生産者について》
ラウル・ペレスは「ビエルソ」というスペイン北西部の生産者。アルバリーニョで有名なガリシア地方にも近く、スペインといっても暑く乾燥した地域、というわけではありません。
1752年からという長い歴史を持つ栽培農家に生まれた彼は、実家であるボデガ・カストロ・ベントーサに参画。そののち2007年に自身のドメーヌを設立しました。特にメンシア、ゴデーリョといった土着品種で一大ムーブメントを起こした生産者として有名です。
「ブドウに与える影響を最小限に」といういわゆる「不介入主義」であり、馬をつかった畑の耕作、最小限の亜硫酸添加、熟成に古い樽を使うことなどが特徴です。
《輸入元情報》
バルトゥイエ・デ・アバホ内にある、19世紀末に植樹されたプレ・フィロキセラの古樹を使用。レッドチェリー、レッドプラムのアロマに、ヒマワリの種やクローヴ、ローズマリーのヒント。非常に強い凝縮度としなやかなタンニンを両立しており、フレーバーの表情も豊か。余韻まで複雑味を楽しむことができる。
Ultreia Cova La Raposa Raul Perez