《このワインについて》
輸入元の倉庫にて数年保管。そのうちに美味しくなっていたうえに、当時の為替レートで仕入れているから現行ヴィンテージよりも価格が安い!コート・シャロネーズとはいえ1級格付けのブルゴーニュワインが5000円でおつりがくる。そんな買うしかない要素が詰まっているのがこのワインです。
ジヴリで最も有名な1級畑の一つ「クロ・ジュ」で柔らかいタンニンと上質な果実味が特徴。かつて「シャンボール・ミュジニーを彷彿させるピノ・ノワール」と高評価を受けたことのあります。
《生産者について》
ドメーヌ・ショフレは1710年に設立され、100年以上も同じ家系が運営を続けるドメーヌです。ドゥニ・ヴァルドネールは1987年から義父のジャン・ショフレの傍らで働き始め、2000年以降は当主としてドメーヌを運営、ドメーヌの評価を高めました。2019年には娘婿のジョナタン・ブリュノーがその後を継いでいます。現在、ジヴリの丘に広がる15haの畑を所有、ドメーヌのスタイルをしっかり出しながらも、アペラシオンの特徴をうまく引き出したワイン造りを行っています。
《テイスティングノート》
「熟成ワイン」というほど古酒感はなく、香りにはフルーツのアロマと熟成香が同居しています。口に含んだ時に感じる果実味は少し控えめなもので、ヴィンテージを反映してなのか、熟成によるものなのか。しなやかなタンニンと心地よく伸びる酸味が魅力的です。
Givry 1er Cru Clos Jus Chofflet-Valdenaire