《ワイナリー名の由来》
「ダーマシーン」とは「人生観や考え方が変わるような衝撃的な瞬間」という意味。
黒と白のコントラストは、暗い世界に光が差し込むように衝撃的に変わることを表しています。
《ワイナリーについて》
オーナー兼醸造家のジャン・スミットは、ブーケンハーツクルーフで2009年から2017年まで醸造責任者をつとめました。『7つの椅子』シリーズなどを手掛けた経験を活かし独立。
ブドウは各地から購入し、醸造所はエルギン地区、ポール・クルーバーの向いに構えています。
《このワインについて》
ステレンボッシュ内のポカドライヒル、ポタラリーヒル2か所からブドウを調達。ともに標高が300m以上あり、やや冷涼です。
ポカドライヒルのブドウは冷涼な斜面の畑からとれるもので、自然酵母を用いて全房発酵。11か月熟成。
《テイスティングノート》
ブラックオリーブやスミレ、コショウなどの複雑で清涼感のある香り。酸味の伸びが非常に心地よく、シルキーな口当たり。
ブーケンハーツクルーフのシラーよりも軽やかで上品。
一口飲んだ時の説得力、「高級なワイン感」はブーケンハーツクルーフの方が上ですが、ずっと飲んでいたくなる、また飲みたくなるのはこのダーマシーンの方でしょう。
生産量わずか2728本のみ。
Damascene Stellenbosch Syrah