《生産者について》
「Sociedade Vinicola de Palmela S.A.」の頭文字をとったシヴィパは、1964年に生産者が集まって設立されたグループ。パルメラ地方に400haのブドウ畑を所有し、年間200万リットルのワインをつくることができます。
《このワインについて》
ポルトガルはあまりカベルネ・ソーヴィニヨンやシラーのような馴染みのある国際的なブドウ品種が多くありませんし、使われていたとしてもブレンド用。「ブドウ品種で味を想像する」というのがほとんどできない国です。
なのでまずはスタンダードクラスから試してみてください!ポルトガルは日本と同じ魚の消費量が多い国。ラベルモチーフのイワシは国民食のひとつで、魚が網にかかった姿は、漁港に近い産地を表しています。米も多く食べるなど食文化に共通点が多いためか、全然知らないブドウ品種でも意外と違和感なく楽しめます。
《テイスティングノート》
レッドチェリーやブラックベリーなど様々なベリーのアロマが現れる、フルボディ寄りの赤ワイン。渋味は程よく、スパイス感も感じます。
カリフォルニアの品種ブレンドでつくる赤ワインのような親しみやすさのある、フレッシュな果実味をしっかり味わえる赤ワインです。
Sadino Tinto Sivipa