《このワインについて》
北海道ワインの下位のスパークリングワインラインナップは主に炭酸ガス注入方式でつくられます。いわゆるサイダーです。
それに対して「トラディショナルメソッド」のシリーズは、伝統的な瓶内二次発酵による製法でつくられます。フランスワインの「Mousseux」をイメージしてつくられることから、「Type M」という名前がつけられたのだとか。瓶内熟成は9か月以上の期間をとっており、非常に手間がかかっています。
製法の違いは味わいや泡感に現れます。リンゴや柑橘のような控えめで爽やかな香り。泡だちはなかなかきめ細かくクリーミーな質感。炭酸ガス注入方式のものに比べると泡の持続性が明らかに高いのも魅力です。
《生産者について》
「北海道ワインは北海道に必要な会社になります」
その目標を掲げて創業以来50年。北海道ワインは日本で最も生産量の多いワイナリーとなりました。北海道で栽培されるワイン用ブドウのうちなんと1/3が北海道ワインに入ってくるそうです。
生産量の多さはそのままコストパフォーマンスにつながっています。輸入原料を使用しない、100%国産ブドウのみを使用しながら、1000円台にも豊富なラインナップ。スタートしたばかりの小規模ワイナリーにはとてもマネできない価格です。
それを支えているのは多くの契約農家。北海道ワインは農家のブドウに関して「選り好みせず全部買う!」という方針だそうで、その信頼感がこの低価格を可能にしているのでしょう。
※このワインはノンヴィンテージですが、ロットによりブドウ品種の構成が変更される可能性があります。商品仕様が商品写真と異なる可能性もありますのでご了承ください。
Hokkaido Wine Traditional Method Type M