《テイスティングノート》
トロピカルフルーツやグレープフルーツ、メロンなどのクリーンなフルーツ感がしっかり前に出てきて、その奥にほのかに青草のようなフレッシュなアロマ。マールボロのソーヴィニヨン・ブランとして極めて典型的なスタイルです。
濃すぎず酸っぱすぎず適度な飲みごたえを持つ味わいで、クリアでフレッシュな酸味を持ちます。余韻に現れるミネラル感は、魚介をはじめとした食事を引き立ててくれそう。
決して際立つ特徴がある味わいではありませんが、基本に忠実で価格がなかなか安い。当店に入荷以来安定して売れ続けているワインです。
《生産者について》
ヴァヴァサワー家の歴史はかなり古く、ヨーロッパからニュージーランドに移り住んだのは1890年。その後1985年にブドウを植えます。今では「アワテレ・ヴァレー」としてマールボロ内の生産地区として認知されていますが、そこに初めて目を付けたのがピーター・ヴァヴァサワー氏。2000年ごろから急激に畑が増え、ワイン産地として地図に載るようになりました。
85haと中規模なブドウ畑に、ソーヴィニヨン・ブランをはじめピノ・ノワール、リースリング、ピノ・グリ、シャルドネを栽培。どれも値ごろ感があります。
Vavasour Marlborough Sauvignon Blanc