《生産者について》
オーナーであるハワード・シモンズ氏は、もともとオークランドで建築業を営んでいました。
ワインづくりを決心してマールボロに移り住み、ブドウ畑はもちろんワイナリーの建物や施設を全て自分で作ってしまいます。「ブドウとブドウ樹に関わる仕事は全て自分の手でやるんだ」の意志を貫く、根っからのDIY(Do it Yourself)人間です。そのため畑はわずか2ha。ブドウ品種はほぼピノ・グリのみというこだわりぶりです。
《ワインの製法について》
フレンチオークのバリックで発酵後、2年間というピノ・グリとしては異例の長期間樽熟成。さらに2年以上瓶熟成してから出荷します。
《テイスティングノート》
オレンジの皮や桃、ストーンフルーツの香りもほのかに感じますが、何よりもまず樽!少し熟成してヴァニラの風味は果実と溶け込み、豊潤なアロマとなっています。口当たりも非常にリッチ。
樽の効いたシャルドネ、いわゆる『樽ドネ』は多くの人に好まれていますが、これはは樽ドネならぬ『樽グリ』というべきワイン。樽ドネ好きの方はぜひお試しあれ。
Pinot Gris Barrique Ferment Gibson Bridge