《生産者について》
アマローネの生産者の代表格といえば、クインタレッリ、マァジ、そしてこのベルターニではないでしょうか。
最も高価に取引されるのはクインタレッリのアマローネですが、それは生産量の少なさも相まって。ベルターニは年産量が180万本ほどある大規模な生産者ですが、このアマローネは年産6万本ほど。ある程度の量はあるのに高価に取引されることに、品質への信頼が現れています。
ベルターニは兄弟によって1857年に設立された歴史ある生産者。ヴェローナの地で高品質ワインをつくり他国に輸出。イタリアワインの地位向上に貢献しました。その功績によって「カヴァリエーレ = ナイト」の称号を与えられたそうです。
2023年には「ガンベロロッソ」誌において、ワイナリー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
《このワインについて》
ベルターニがつくるアマローネ・クラッシコの特徴の一つが熟成ポテンシャル。醸造において、大樽で6年間も熟成されます。これはアマローネの規定である2年熟成の実に3倍。ゆっくり時間をかけた熟成ゆえか、年月が経てもフレッシュな状態を保ち続けるといいます。熟成して深みを増したアマローネを飲みたい。そういうときに安心なのは、ベルターニがつくるアマローネです。
【パーカーポイント96点】
[ワインアドヴォケイト 2021年12月]
ピンク色の大理石、雄大な山々、そしてロマンチックなシェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』の舞台として知られるこの地から、真に素晴らしいワインが登場しました。ベルターニの2009年産アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコは、エレガントな構成を持ち、樽と瓶での熟成によって見事にまろやかさを増しています。香りは実に壮観で、ドライプラムや焼きカラントの香りが広がり、その直後に甘いタール、レザー、スモーキーなタールのニュアンスが続きます。このワインにはアッパッシメント(果実の乾燥)ならではの純粋さが溢れており、風乾させた果実から生まれる独特の濃厚さを味わうことができます。口当たりは濃厚でシロップのように粘り気があり、口内をたっぷりと包み込みます。これはまさに特別な一本です。
[Monica Larnerによる試飲 飲み頃予想2021-2035年]
Amarone della Valpolicella Classico Bertani