《このワインについて》
「アウダチェ」の意味は「勇敢」。バローロでは型破りと言える、陰干ししたブドウからつくるアパッシメント製法を採用したところから、この名前がつけられました。
通常のバローロより熟成期間が長い「リゼルヴァ」は、毎年つくられるわけではありません。この2017年の品質が非常に良かったため、通常よりも長くワイナリー熟成させて「リゼルヴァ」としてリリースされました。
仕事で、プライベートで。新たな挑戦をするには勇気が必要です。自信を奮い立たせるためにご褒美の前払いをする。そんな夜に「勇敢」という名前のついたこのワインにあやかってみてはいかがでしょうか。
《テイスティングノート》
ほのかにレーズンのような甘い果実感を持った複雑な風味。キノコやドライフラワーも感じます。バローロである以上渋味はしっかり強いのですが、一般的なものに比べるとまろやかで熟したイメージ。肉厚な口当たりを持った親しみやすいバローロです。
「バローロというワインを知るための1本」としては味わいが典型から外れていますが、親しみやすく純粋に美味しいと感じさせてくれる力はあります。
《生産者について》
アジエンダ アグリコーラ ロベルト サロットは、個人の生産者ながら結構な生産規模を誇ります。それは"一般の消費者に受ける"バローロをつくるから。
中でもピエモンテが世界に誇るプレミアムワイン『バローロ』においては、陰干しブドウを使用して造るというのが大きな特徴それまで誰もしていなかった手法を取り入れ、様々な苦難を乗り越えて、「バローロの魔術師」と呼ばれるほどの生産者となりました
Barolo Audace Riserva Azienda Agricola Roberto Sarotto