《生産者について》
ブルーノ・ジャコーザはバローロとバルバレスコにおいて特に評価が高く、そして特に高価に取引される生産者の一人。
トップキュヴェである「バローロ・レ・ロッケ・リゼルヴァ」の2000年は、イタリアワインとして史上3本目のパーカーポイント100点獲得ワインです。そのコメントの中では「バローロのロマネ・コンティである」とまで称されています。
目指すのは「今日は素晴らしく、明日は驚くほどにうっとりするワイン」。繊細でありながら深くフィネスがあり、熟成によりスケール感を増しているワインです。昔から変わらない伝統のスタイルを貫いており、まさに「今飲むのはもったいない」ワインの代表格でしょうが、入荷数はかなり少ないです。飲み頃のものを手に入れるのは簡単ではなく、手に入るときに買ってセラーの肥やしとすべきワインでしょう。
【パーカーポイント96+点】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年8月のレビュー]
白ラベルの2019年バローロ・ファレット ヴィーニャ・レ・ロッケは、口中を四方八方から襲う寛大で広がりのあるワインだ。甘い果実の余韻が感じられ、適度な力強さと筋力が背後から押してくる。その勢いは、ダークフルーツ、錆びた土、湿った粘土、ブラッドオレンジに後押しされている。エレガンス、実質、細かく調整された色調を示し、かなりの緊張感と引き締まりがある。このワインもセラーの奥に置いておきたい1本だ。
[Monica Larnerによる試飲 飲み頃予想2026-2048年]
Barolo Falletto Vigna Le Rocche Bruno Giacosa