《生産者について》
フランスで最も長い川であるロワール川。その上流、ブルゴーニュ地方のシャブリ地区から西にちょっといったところに、ソーヴィニヨン・ブランの銘醸地サンセール地区がります。
そこで10世代にわたって続く由緒ある生産者が、アンリ・ブルジョワです。
72ha所有する畑には、同じ石灰質土壌でもシレックス、テールブランシュ、キンメリジャンと呼ばれる3つの土壌が存在します。長年の経験からその畑の特徴を熟知し、それをワインの中に忠実に表現します。
《ワインについて》
レ・バロンヌは「テールブランシュ」と呼ばれる粘土石灰質土壌の畑のブドウが主体でつくられます。
ソーヴィニヨン・ブランのフレッシュなフルーツ感を保つため、15-18℃と低めに管理されたステンレスタンクで発酵・熟成させます。
《テイスティングノート》
サンセールのテロワールを典型的に表した、アンリ・ブルジョワらしいスタイル。ライムやリンゴ、火打石の香りを持ち、ニュージーランドのものと比べてより繊細さを感じます。
熟したトロピカルフルーツの香りもほのかに感じ、はつらつとした酸味で締めくくられます。
Sancerre Les Baronnes Blanc Henti Bourgeois