《生産者について》
シャトー・ド・ロレのかつてのオーナーは、有名なシャンパンの生産者である『ドゥーツ』。ロワールの地に根差したブドウ、シュナン・ブランを用いて、シャンパンと同じ製法でスパークリングワインをつくっています。
瓶内2次発酵の期間は24か月と、クレマンの規定の倍以上。このあたりにシャンパンのスピリットを感じます。
近代的な設備のセラーを用いてなるべく酸素との接触を避ける醸造を行っているのは、亜硫酸(SO2)の添加量を抑えるため。フレッシュさとドライなキレが持ち味です。
《このワインについて》
シャトー・ド・ロレがつくるシュナン・ブランをつかったクレマンは3種類ラインナップされています。
ブリュット:通常の辛口 親しみやすくリッチな味わい
ブリュット ゼロ:ドサージュなしで非常にドライな味わい
ブリュット L:カベルネ・フランがブレンドされており、口当たりに厚みを感じる
飲む季節や誰と飲むかなどでぜひ使い分けるとともに、飲み比べもお試しください。
通常のスパークリングワインは、瓶内2次発酵のあとに炭酸との味のバランスをとるべく糖分を添加します。このワインはそれを加えない「ブリュット・ゼロ」。さらに亜硫酸無添加で仕上げています。
そのために、通常より1週間収穫を遅くし、糖度の高いブドウを収穫しています。
《テイスティングノート》
みずみずしい柑橘類や白い花の香り。シュナン・ブランらしい果実のコクを感じ、旨味がのっていながら非常にドライです。
料理を選ばないため家庭でもレストランでも使いやすく、飲み続ける方の多いワインです。2021年では当店でスパークリングワインNo.1の売上を誇ります。
Cremant de Loire Brut Zero Chateau de l'Aulee