《生産者について》
エミーユ・ルクレールはヴァレ・ド・ラ・マルヌにあるRM(レコルタン・マニピュラン)。現在は5代目の姉弟が栽培と醸造・営業を担当しています。
両親から「何に対してもまじめに誠実に向き合うように」と教えられながら畑の中で育った2人。その丁寧なつくりがじわじわと評価を獲得しています。
姉のマリーは「シャンパンはとかくブランドとして捉えられがちだけど、中身のワインを味わって飲んでほしいわ。私たちの愛がめいっぱい詰まっています!」と語ります。
《このワインについて》
ヴァレ・ド・ラ・マルヌですので栽培しているブドウはムニエが中心ですが、1/4ほどはシャルドネです。コート・デ・ブランの生産者に比べるとメリハリのきいたミネラル感は控えめで、まろやかな果実感が落ち着きをもたらすシャンパンです。
白い花の香りやグレープフルーツ、甘いスパイスやはちみつ、トーストの香りなどが複雑にたちのぼります。ペパーミントのような爽やかな香りもあります。
いきいきとした爽やかな果実味と酸味が口の中でふっくらと広がっていきます。泡は細やかにたちのぼり、余韻が長くつづくワインです。
友達と一緒に飲んで盛り上がりたいシャンパンというより、一人や夫婦でゆっくりリラックスしながら味わいたい。そんな味わい深い優しさを感じる1本です。
Emile Leclere Brut Blanc de Blancs