《生産者について》
ロベール・シュヴィヨンはニュイ・サン・ジョルジュ村のワインに特化したといえるドメーヌ。「レ・サン・ジョルジュ」「ヴォークラン」「カイユ」といった、この村で特に評価の高い1級畑をはじめ、13haの畑を所有しています。
栽培はリュット・レゾネを採用。100%除梗し、1週間程度の低温マセレーションを行います。熟成に用いる新樽は1級畑でおおむね30%と一般的。
高い樹齢による味わいの緻密さがすべてのワインに共通しており、ニュイ・サン・ジョルジュ村を語る上で外せない生産者です。
《このワインについて》
シュヴィヨンが隠し玉のようにごく少量だけつくっているのが、この「ニュイ・サン・ジョルジュ・ブラン」。通常ブルゴーニュの白ワインと言えばシャルドネ、一部アリゴテもあると思われるでしょうが、このワインにはピノ・ブランもブレンドされています。しかも通常のピノ・ブランとは別口。アンリ・グージュが所有する畑で見つかったピノ・ノワールの白変異種、通称「ピノ・グージュ」を用いてつくられるワインです。
ワイナリー公式HPには「はちみつ、ブリオッシュ、白い花のアロマがあり、口に含むと生き生きとした印象のしっかりとした豊かな味わいのワインです」とあります。おそらくオーク樽熟成してつくられているものと思われます。
Nuits St. Georges Blanc Robert Chevillon