《生産者について》
ロベール・シュヴィヨンはニュイ・サン・ジョルジュ村のワインに特化したといえるドメーヌ。「レ・サン・ジョルジュ」「ヴォークラン」「カイユ」といった、この村で特に評価の高い1級畑をはじめ、13haの畑を所有しています。
栽培はリュット・レゾネを採用。100%除梗し、1週間程度の低温マセレーションを行います。熟成に用いる新樽は1級畑でおおむね30%と一般的。
高い樹齢による味わいの緻密さがすべてのワインに共通しており、ニュイ・サン・ジョルジュ村を語る上で外せない生産者です。
【パーカーポイント95点】
2017年のニュイ・サン・ジョルジュ1級 レ・カイユは美しく仕上がり、甘いベリーやプラムにブラッドオレンジ、牡丹、生のカカオが混じった香りがグラスから漂ってくる。ミディアムからフルボディで、サテンのような層があり、果実の深い核、絶妙に洗練されたタンニン、生き生きとした酸、長く香る余韻を持つ、シュヴィヨンの魔法のような1本で、私のセラーに1ケースあることが幸せだ。
[William Kelleyによる試飲]
Nuits St. Georges 1er Les Cailles Robert Chevillon