《生産者について》
オーストラリア、ビクトリア州。有名な都市であるメルボルンから南へ150kmほどのところに、ニューワールドで1,2を争うピノ・ノワールの生産者がいます。
フィリップ・ジョーンズ。ブルゴーニュの神様「アンリ・ジャイエ」に魅せられて、それまで植わっていたカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを全て抜いてしまい、ピノ・ノワールに植え替えました。
栽培においても「自然の力をあるがままに」の哲学を貫いており、農薬や灌漑、清澄剤を使用せず、補酸も行いません。自然酵母で発酵を行います。
そのこだわりを維持するための少量生産。良作年のみの製造で1樽のみということもある「リザーヴ」を始めとして、せいぜい数百ケースのみという限定生産です。
《このワインについて》
「手ごろに楽しめるバス・フィリップ」という位置づけで、以前にもあった『クラウン・プリンス』の下のクラスとして仲間入り。
シャルドネは2020年10月に日本初入港です。
フィリップ・ジョーンズの哲学はそのままに、若いうちから楽しめるワインとあって、早々に売り切れてしまうこと必至です。
Bass Phillip Old Cellar Chardonnay