「次世代ワイン界のロックスター」になるべく、高いアルコールでガツンとインパクトのあるワインというコンセプトのもと生まれた、大人気ブランドが「ブレッド&バター」です。
《このワインについて》
目指している味わいがまず先にあるコンセプトワインなので、製造しているワイナリーは非公開。ブレッド&バターが有名になった当時とは作り手は変わっているという噂ですが、そのスタイルはしっかりと継承されています。
ブドウはソノマ・カウンティのカーネロスやモントレー・カウンティのアロヨセコなど、ブルゴーニュ品種の銘醸地と呼ばれる地区から調達。じわじわと値上がり傾向にあるのは否めませんが、その分品質はキープされています。
《厳しさとは無縁の親しみやすさ》
カベルネ・ソーヴィニヨンというブドウは非常に人気が高いのですが、割と飲み手を選びます。酸味も渋味も強いのが特徴だからです。
しかしボルドーワインに感じがちなその厳しさは、ブレッド&バターからは全く感じません。カリフォルニアの豊かな太陽のもと、よく熟してから収穫することと、上手な樽熟成により、なめらかで厚みのある口当たりに仕上げているからです。
ブラックチェリーやプルーンのような熟した果実感にバニラの甘い香りが、ブレッド&バターらしさと言えるでしょう。
Bread & Butter Cabernet Sauvignon