《生産者について》
スペインのリベラ・デル・デュエロ地区の雄であり、「スペインの至宝ウニコ」をつくる「ベガ・シシリア」。
その歴史は長く、古くは16世紀の文献に名前が登場するといいます。「ボデガス・ベガ・シシリア」として創業したのは1864年。その後1982年に現在のオーナー、アルバレス家の所有となりました。
「アリオン」や「ピンティア」、ハンガリーの「トカイ・オレムス」など、いくつもの兄弟ワイナリーがあります。
所有する約1000haの土地のうち、ブドウ畑は210ha。うち140haでウニコとこのバルブエナをつくります。
《このワインについて》
ワイナリーを代表する「ウニコ」は毎年つくられるわけではありません。その代わりにワイナリーの主力ワインと位置付けられるのがこの「バルブエナ5」。数字は樽熟成・瓶熟成あわせて5年を経てリリースされることを表しています。
【パーカーポイント96点】
[ワインアドヴォケイト 2021年12月]
熟度は良好(アルコール度数14.5%)で、酸味はまろやか(酒石酸4.65グラム、pH 3.85)です。ブドウは冷却処理を施され、3-4日間のマセラシオンを経て、自生酵母による発酵が開始されました。ワインは、新樽と使用済み樽を組み合わせたフランス産およびアメリカ産の225リットルオーク樽、ならびに21,000リットルのオークタンクで、約3年間熟成されました。その結果は、その理由が何であれ、まさに圧巻の一言に尽きます。このワインは、これまでのヴィンテージでは稀に見るほど、香り高く、フローラルで、表現力豊か、そしてバルサミコのようなニュアンスを帯びています。2017年産とは思えないほど調和が取れており、タンニンもきめ細やかです。これは、ヴィンテージの特性を明らかに超越した、驚くべきバルブエナです。私がここで感じるのは、2010年以降、このワインが非常に高い一貫性を保っているということです。そして2017年は、その頂点を極めています。
[Luis Gutierrezによる試飲 飲み頃予想2023 - 2030年]
Valbuenas Vega Sicilia