《生産者について》
「テヌータ・アンアントニオ」は、アントニオ・カスタニェーディ氏が1990年に買い取ってスタート。1995年がファーストヴィンテージです。
現在は2代目の4兄弟がそれぞれ担当を分担し、一家でワインをつくっています。
その目指すところは次の3点。
〇お客様第一主義
〇美味しいワインを造る
〇品質が高くコストパフォーマンスに優れたワイン
そのために理想とするワインのスタイルは次の通り。
〇上品なワイン
〇果実味豊かなワイン
〇陰干ししたワインには、酸がしっかりしたワイン
自社畑・借りている畑含めて100haを、全て自社で管理。醸造に対する設備投資は惜しまず、品質向上につながるならどんどん新しい技術を導入します。
《このワインについて》
収穫して陰干ししたブドウからつくるアマローネは、ともすると酸味が下がりすぎてぼやけた味わいになりがち。甘い風味が出すぎてもったりした雰囲気になることがあります。
一方でサンアントニオではしまりのある酸味を大事にしています。
プラムやカシスジャムのようなフルーツの香りに、チョコレートやコーヒーなどの香ばしいニュアンス。ほのかに甘味を感じる豊かな果実味がありながら、それをしっかりと酸味が支えています。濃厚ながら飲み疲れしにくく、料理とのペアリングでも活躍するでしょう。
Sant' Antonio Amarone della Valpolicella Tenuta Sant'Antonio