《テイスティングノート》
パッションフルーツのようなよく熟したフルーツや柑橘のアロマがいっぱいに広がります。イキイキとした酸味は口の中をサッパリさせてくれるもので、クリーンな余韻へと続きます。
青草のようなグリーンノートはほとんどなく、幅広い層に好かれそうな味わいです。
《このワインについて》
ニュージーランドワインとして一般的な、マールボロ産ソーヴィニヨン・ブラン。その中でも最近の生産者が目指しているような、グリーンノートを抑えたフルーティーなスタイルによく似ています。
ブドウは手摘みで自生酵母を使用。マールボロでは「機械収穫+培養酵母がいい」と言われていますが、この醸造でこれほどピュアなフルーツ感を表現できることに驚きです。
《生産者について》
ニュージーランドの北島において、「ブルゴーニュと気候や土壌が似ている」としてピノ・ノワールで有名な産地がマーティンボローです。マーティンボロー・ヴィンヤードは有名な「アタ・ランギ」と並んでこの地のパイオニア。ともに1980年設立です。
この「テ・テラ」が圧倒的に有名ですが、より上級のピノ・ノワールやシャルドネ、リースリングやソーヴィニヨン・ブランなどもつくっています。
Te Tera Sauvignon Blanc Martinborough Vineyard