《生産者について》
幼いころから父に連れられてヨーロッパ各国の生産者を見てまわったピーター・マイケル。自然とワイナリー経営を目指すようになります。
1983年に綿密なリサーチのもと、ナイツ・ヴァレーに252haの土地を購入。ボルドーブレンドの赤ワインとシャルドネの生産者としてスタートし、すぐに世界的な評価を受けるようになります。
ピーター卿の信条は「マウンテン・ヴィンヤード、伝統的な醸造方法、少量生産」。決してフランスワインの後追いではなく、カリフォルニアワインとしてフランス贔屓を払しょくするようなワインを目指しています。
その後ソノマコーストのフォート・ロス・シーヴューやナパ・ヴァレーのオークヴィルにも畑を購入しています。
【パーカーポイント95点】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年10月のレビュー]
2021年のシャルドネ、ラ・キャリエールは、白桃、メレンゲ、マッチ棒、蜂蜜のニュアンスのピュアで正確な香りを持つ。シルクのように滑らかで、口中をコーティングし、継ぎ目がなく、驚くほどピュアで凝縮したアプリコットと蜂蜜のフレーバーがあり、ヒリヒリとした長いフィニッシュがある。その寛大さにもかかわらず(飲みたければ今すぐ飲める)、今後10年間は瓶の中で優雅に熟成するはずだ。生産量2,128ケース。
[Erin Brooksによる試飲 飲み頃予想2025-2040年]
La Carriere Estate Chardonnay Knights Valley Peter Michael