《生産者について》
ルチアーノ・サンドローネ氏は1946年生まれ。15歳のときからジャコモ・ボルゴーニョ、マルケージ・ディ・バローロというこの地の大御所生産者のもとで修行を積み、後に独立しました。
そのきっかけとなったのが、1977年に取得した「カンヌビ・ボスキス」の畑。以後、その単一畑でつくるワインは、サンドローネの象徴的な存在となり、漫画『神の雫』でも物語の重要なワインとして登場しています。
《このワインについて》
この「アレステ」というワインができたのは2013年。ルチアーノ氏から見て孫にあたる2人のために、自分の一番大切にしている「カンヌビ・ボスキス」の畑とそのワインを贈ろうと、「アレシア」と「ステファノ」の名前をとってこう名付けました。以降この「アレステ」がワイナリーを代表するワインです。
【パーカーポイント96点】
[ワインアドヴォケイト誌 2022年6月のレビュー]
カンヌビ・ボスキスの果実を使用した「ルチアーノ・サンドローネ 2018 バローロ・アレステ」は、ふっくらと熟した味わいが特徴だが、このワインはより繊細なキャラクターも見せており、それがエースカードとなっている。アロマは、ダークフルーツ、スパイス、リコリスなど、繊細なものだ。その効果は統合されており、このマイルドな凝縮感のある表現とバランスをとるために、よりソフトで愛らしい個性を示している。
[Monica Larnerによる試飲 飲み頃予想2024 - 2050年]
Luciano Sandrone Barolo Aleste