《生産者について》
ルチアーノ・サンドローネ氏は1946年生まれ。15歳のときからジャコモ・ボルゴーニョ、マルケージ・ディ・バローロというこの地の大御所生産者のもとで修行を積み、後に独立しました。
そのきっかけとなったのが、1977年に取得した「カンヌビ・ボスキス」の畑。以後、その単一畑でつくるワインは、サンドローネの象徴的な存在となり、漫画『神の雫』でも物語の重要なワインとして登場しています。
《このワインについて》
サンドローネを代表するワインは「カンヌビ・ボスキス」ですが、実は昔から専門家の評価が高いワインは、この赤ラベルの「レ・ヴィーニェ」です。「バローロの伝統に従ってつくっている」といい、4つの畑のブドウを適切にブレンドしています。
【パーカーポイント96+点】
[ワインアドヴォケイト誌 2022年6月のレビュー]
個人的にお気に入りの1つである2018年のバローロ・レ・ヴィーニュは、香ばしいキャラクターで、ダークフルーツが詰まっている。熟したチェリーやレッドカラントがスパイス、リコリス、香り高いバラへと変化していく。オークは溶け込んでいるが、スパイスとダークタールのアクセントが加わっている。レ・ヴィーニェは、セッラルンガ・ダルバのボーダーナ、カスティリオーネ・ファレットのヴィレロ、バローロのヴィニャーネ、ノヴェッロのメルリのブドウをブレンドしている。
[Monica Larnerによる試飲 飲み頃予想2024 - 2050年]
Luciano Sandrone Barolo Le Vigne