《生産者について》
ラヴェントス・イ・ブランの歴史は、なんと1497年までさかのぼることができるといいます。500年にもわたる長い歴史の中で、この地のテロワールを知り尽くしてきました。
スペインを代表するスパークリングワイン「カヴァ」とも非常に関係が深いです。現当主の先祖であるジョセップ氏が1872年にスペインで初めて瓶内2次発酵のスパークリングワインを製造。現当主のジョセップ・マリア氏が1986年に「DOカヴァ」の設立に尽力しました。
ラベントスの目指すところは、決してシャンパンの後追いではありません。自分たちはまずブドウ栽培者であり、祖先から受け継いだこの地のテロワールをワインに表現すること。そしてシャンパンとは違った路線で、それに比肩するワールドクラスのスパークリングワインをつくることです。
その決意の表れとして、2012年に「カヴァ」を名乗ることを撤廃。「ラベントス」のブランドとして唯一無二の道を歩んでいます。
《テイスティングノート》
シトラスや洋ナシ、桃などのフルーツのアロマ。ハーブやシェリーのニュアンスもあります。口に含めば黒ブドウに由来する骨格のある味わいを感じ、旨味をともなう酸味が全体を引き締めます。ドサージュはゼロなのに線の細い印象はなく、力強いボディ感で飲みごたえのあるスパークリングワインです。
Raventos i Blanc Textures de Pedra